端的にいって夢とは何でしょうか。それは言葉とイメージの ある並置です。
近頃、私はスクラップブックを使って、多くの実験を行ってきました。新聞を見て、私がかつて書いたものを想起させたり、それと何か関係あるものを読むと、私はその写真や記事を切り取り、私の著書から取ってきた言葉と並べてスクラップブックに貼りつけるのです。あるいは、街路を歩いているときに、突然私の著書にある場面を目にすると、それを写真に撮りスクラップブックに入れるのです。
スクラップブックを作っていると、ほとんどいつもその夜に、この言葉とイメージの並置に何か関連した夢を見ることに気付きました。別の言葉でいえば、非常に複雑にこみいった連想の線にのって、言葉とイメージがどのように広がっていくのかという、まさにその点に私は興味を持ってきたのです。
ウィリアム・S・バロウズ
フィクションの未来像/バロウズインタビュー (1978) “third mind”より
